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お知らせ

ウクライナ危機 200万人の子どもが国を追われ

2022年4月11日 お知らせ

2022年3月30日ニューヨーク/ジュネーブ/キーウ(キエフ)

戦争が激化する中、現在200万人の子どもがウクライナからの避難を余儀なくされています。

人身売買や搾取のリスクも

ウクライナとモルドバのパランカ国境にある、ユニセフが設置したブルードットの「子どもにやさしい空間」で遊ぶウクライナ難民の4歳のエスメラルダちゃんと1歳のサイドちゃん。(モルドバ、2022年3月19日撮影)

© UNICEF/UN0610007/Vladimir
ウクライナとモルドバのパランカ国境にある、ユニセフが設置したブルードットの「子どもにやさしい空間」で遊ぶウクライナ難民の4歳のエスメラルダちゃんと1歳のサイドちゃん。(モルドバ、2022年3月19日撮影)

ユニセフ(国連児童基金)事務局長のキャサリン・ラッセルは「ウクライナ国内の状況は悪化の一途をたどっています。故郷を追われる子どもの数が増え続ける中、子どもたち一人ひとりが保護、教育、安全、支援を必要としていることを忘れてはなりません」と述べました。

ユニセフと国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、ウクライナ難民の半数を子どもたちが占めています。110万人以上の子どもがポーランドに、数十万人以上の子どもがルーマニア、モルドバ、ハンガリー、スロバキア、チェコなどに逃れています。

ユニセフは引き続き、人身売買や搾取のリスクが高まっていることに警鐘を鳴らしています。子どもや若者が直面するリスクを軽減するため、ユニセフ、UNHCR、ウクライナ政府、市民社会のパートナーは、モルドバ、ルーマニア、スロバキアなどの難民受け入れ国で「ブルードット」の規模を拡大しています。「ブルードット」は、避難中の家族に情報を提供し、おとなの同伴者のいない子どもや家族と離ればなれになった子どもを特定し、搾取から確実に保護し、彼らが必要不可欠なサービスを受けるための安全なワンストップの支援拠点です。

また、国境通過時の子どもの保護に関するスクリーニングの強化など、子どもの安全を守るためのさらなる対策を講じるために、各国政府や地域全域の地元当局と協力し、緊急に活動しています。

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広報誌『ユニセフとわたしたち』

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