【緊急募金のお知らせ】

ソマリア干ばつ緊急募金

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         写真:日本ユニセフ協会 

国連が「飢餓状態」と宣言するソマリアでは今、

370万人の命の機器に瀕し、150万人がカ国な避難生活を強いられています。

アフリカ東部地域全体の被災者数は1240万人に上り、

子どもたちが緊急に支援を必要としています。

 

ソマリアを中心としたアフリカ東部地域の情報や支援活動の詳細につきましては、

日本ユニセフ協会ホームページをご覧下さい。

http://www.unicef.or.jp/kinkyu/somalia/

 

 

               

***募金のお願い***

公益財団法人 日本ユニセフ協会では、ソマリアとその周辺国の子どもに対するユニセフの緊急援助を支援する『ソマリア干ばつ緊急募金』の受付を行っています。
皆様のご協力をよろしくお願い致します。


ソマリア干ばつ緊急募金
郵便局(ゆうちょ銀行)
振替口座:00190-5-31000
口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
*通信欄に「ソマリア」と明記願います。
*送金手数料は免除されます。
クレジットカードで募金
インターネットバンキング
コンビニエンスストアから募金する
*当協会への募金は寄付金控除の対象となります。

なお、当緊急・復興支援に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合、現在行われている他の緊急・復興支援に活用させていただくことがありますので、ご了承願います。

 

東日本大震災緊急募金 第22報
えほんをおくろう。えがおをおくろう。
東日本大震災で被災した子どもたちのために、
ユニセフ 『ちっちゃな図書館』プロジェクト
「絵本を送って!」
被災地の幼稚園・保育園等からのご要望を受付けます

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【2011年4月2日 東京発】

ユニセフの全面的な協力のもと、子どもたちやお母さんを中心に東日本大震災の被災者の方々への支援活動を展開している日本ユニセフ協会が、「子どもにやさしい空間」づくりの一環として、JBBY(日本国際児童図書評議会) と電通社会貢献・環境推進部のご協力を得て実施している、被災地の子どもたちに日本全国の皆様の想いの詰まった「絵本」と「笑顔」を届ける『ユニセフ ちっちゃな図書館』プロジェクト。

先月26日の受付開始以来、ユニセフハウスには、連日予想を上回るペースで絵本や紙芝居、児童書が届いています(41日現在推計約8万冊)。一方、岩手・宮城両県で活動している支援チームからは、被災地の幼稚園や保育園などから『ちっちゃな図書館』に対するご要望が多数寄せられているという報告がございました。これを受け、日本ユニセフ協会では、被災地や被災地から避難されている方々を受け入れられている地域の幼稚園、保育園等のみなさまから、『ちっちゃな図書館』のご要望の受付けを開始いたしました。

対  象 東日本大震災で被災された地域、ならびに同地域から避難されている方々を受け入れられている地域の幼稚園、保育園、児童福祉施設等(家庭福祉員、保育ママ等、自宅等で複数の子どもたちをケアされている方々を除き、原則として個人の方は対象外とさせていただきます)。
お申し込み方法 日本ユニセフ協会まで、下記の内容を、EメールかFAXにてお知らせください。
  • ご希望のセット数
    (0~6才向けの絵本を中心にした約50冊で1セットとなります)
  • 施設名
  • 郵便番号
  • 住所
  • 電話番号
<送付先>
  • jcuinfo@unicef.or.jp
    (件名に「ちっちゃな図書館希望」とお書きください)
  • 03-5789-2036
ご注意
  • 『ちっちゃな図書館』は、原則、郵送・宅配便で、4月6日以降順次発送。輸送事情等により到着までお時間が掛かることが想定されます。
  • 先着順に対応させていただきます。数に限りがございますので、ご希望に添えない可能性もございます。
  • 本の種類等に関するご要望にはお応えいたしかねます。


東日本大震災緊急募金
郵便局(ゆうちょ銀行)
振替口座:00160-2-372895
口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
*通信欄に「東日本大震災」と明記願います。
*手数料はご負担くださいますようお願い申し上げます。
クレジットカードで募金
インターネットバンキングから募金する
コンビニエンスストアから募金する
三井住友銀行:緊急募金受付口座を開設しています。
(手数料減免。詳しくはこちらから)
*当協会への募金は寄付金控除の対象となります。

当協会でお預かりした東日本大震災緊急募金は、全額、子どもたちを中心とする被災者の方々への支援に活用させていただきます。また、当緊急募金は、東日本大震災の被災地での長期的な復興支援活動までを含んだ必要な資金が充足されるまで受付けさせて頂きます。

【緊急募金】東日本大震災

大震災・巨大津波、さらには、福島原発の緊急事態発生に関わる全ての皆様に、北海道支部一同より心からお見舞いを申し上げます。

題記の震災に対して、ユニセフは日本を支援します。

日本はユニセフに於いて先進国という立場になっています。通常ユニセフは支援を返すということはしないのですが、この度は異例の措置により、日本を支援することになりました。

ユニセフと日本ユニセフ協会の活動は下記の通りです。

北海道支部としては、札幌大学Uネットクラブと友の会とともに、支援を呼びかけていきます。

**********************************************************************

 

当協会でお預かりした東日本大震災緊急募金は、全額、子どもたちを中心とする被災者の方々への支援に活用させていただきます。※

日本ユニセフ協会は、ユニセフ本部や被災地の地方自治体や協力団体などのパートナー団体からの協力を得、飲料水や子ども用の肌着などの緊急支援物資の被災地に提供しています。また、この活動に並行して、子どもたちの「心のケア」や妊娠・授乳中の女性や乳幼児に対する医療・保健面での支援などを、国内の専門家団体などと連携して展開を始めています。

緊急事態におけるユニセフの被災地での支援活動は、災害発生後直ちに実施する緊急支援にとどまらず、災害からの復興を含む、被災者の皆様への長期的な支援を行ってまいります。今回の東日本大震災の被災状況の深刻さから、私どもの被災地での支援活動は大変長期にわたって必要になるものと考えております。

 

※「東日本大震災緊急募金」は、通常、開発途上国の子どもたちのためにお寄せいただくユニセフ募金の口座(会計)とは異なる、特別の口座(会計)で受付け・管理させていただいております。また、開発途上国を使途としたユニセフ緊急募金に適用される「必要資金を上回るご協力をいただいた場合には、ユニセフが実施する他国・地域での紛争・自然災害などによる緊急・復興支援に活用させていただくことがある」とするご案内を緊急募金告知に付記するというユニセフ本部の方針は、今回の東日本大震災緊急募金には適用しないことが、3月24日決定されました。多くのみなさまに、ご不信の念を抱かせてしまいましたことを、深くお詫び申し上げます。

***

ユニセフによる"半世紀ぶりの日本への支援"実現にあたってユニセフは、開発途上国の子どもたちを対象に、世界150以上の国と地域で、保健、栄養、水と衛生、教育、HIV/エイズ、緊急支援などの分野で支援活動を行っている国連機関です。

世界36の国と地域のユニセフ協会(ユニセフ国内委員会)へ皆様からお寄せいただいている募金は、最も支援を必要としている子どもたちへ支援が届けられるよう、各国政府からの任意の拠出金とともにユニセフ本部へ送られ、通常、5歳未満児の死亡率、国民一人当たりのGNI(国民総所得)、18歳未満の子どもの数を基準に、各国と地域で配分されます。

ご案内のとおり、ユニセフによる日本への支援は、第2次世界大戦直後の昭和24年に始まり、昭和39年に終了いたしました。その後、日本国内では、これまでも大規模な自然災害が各地で発生しましたが、日本が、世界に類を見ない水準の支援体制を国内に持つ国であり、また、日本政府の支援要請も無かったため、ユニセフの支援がそうした場面で提供されることはございませんでした。

しかし、東北関東各県にまたがって発生したこの度の東日本大震災(東北関東大震災)の被害の深刻さは、世界的にもあまり前例の無い規模になったことを受け、当協会でも昭和34年の伊勢湾台風以来となる国内の緊急支援活動を実施することを検討。その当面の資金として、皆さまからこれまでにお寄せいただいた募金のうち、ユニセフ本部への拠出対象となるものからではなく、ユニセフ本部の要請や承認のもと、広報・募金・政策提言活動、学校への出前授業活動や国際協力人材育成、全国各地の地域組織の活動支援などの国内事業に充てている国内事業予算から当面の支援活動の費用として、1億円を充てさせていただき、同日、本緊急支援への募金を受け付ける特別の口座(会計)を設置しました。

国内事業予算のこうした形での活用は、本来、ユニセフの開発途上国での活動への「ご支援の輪」を広げてゆくための様々な活動を制限することを意味しますが、ユニセフのアンソニー・レーク事務局長はじめユニセフ本部も、当協会の方針を全面的に支持。また、これと合わせて本部としても出来うる限りの支援をするとの方針を決定し、この度、約50年ぶりとなる日本への支援が表明された次第です。また、当協会による東日本大震災緊急支援活動のための募金活動を実施している他国のユニセフ協会(国内委員会)もございます。



東日本大震災緊急募金
郵便局(ゆうちょ銀行)
振替口座:00160-2-372895
口座名義:財団法人日本ユニセフ協会
*通信欄に「東日本大震災」と明記願います。
*手数料はご負担くださいますようお願い申し上げます。
クレジットカードで募金
インターネットバンキングから募金する
コンビニエンスストアから募金する
三井住友銀行:緊急募金受付口座を開設しています。
(手数料減免。詳しくはこちらから)
*当協会への募金は寄付金控除の対象となります。

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中東・北アフリカ緊急募金 第3報

リビア:国境地帯で支援活動に参加するチュニジアの人々

【2011年3月7日 チュニジア発】

リビアでの緊張が高まるにつれ、国境地帯は避難してくる外国人労働者で溢れかえっています。この2週間のうちに、10万人以上が国境を越えてリビアからチュニジアへわたり、それぞれの祖国へと向かっています。

国境地帯のラスジェディールに到着すると、人々は、検問所付近で、ボランティアやチュニジアの赤新月社をはじめ様々な人道支援団体から、食糧や飲料水、毛布を受け取ります。その後、7キロ離れた場所にある避難キャンプにバスで移動し、帰国の許可がでるまでそこで生活することになります。

現在、推定1万3,000人が避難キャンプに滞在しています。そのほとんどが、バングラデシュから働きにきていた男性の労働者です。ユニセフは、国境を渡る人々の安全を確保するべく、地元当局をはじめとするパートナー団体と協力して、手続きや支援の受け方の案内や支援物資の提供の他、心理的ケアの支援も行っています。

団結の精神 

食糧の配布を手伝っているイブティヘルさん(16歳)とオウスサマさん(18歳)は、チュニジア南東部に位置するジャルジース出身の高校生。また、学校に残っている同級生達は、募金活動を始めました。こうした活動は、彼らが望んでいた以上の成果をもたらしています。

「避難してくる人たちに配るための食糧を買っていることを知ると、お店の人は、沢山の食糧を無料で分けてくれました。」オウスサマさんは話します。

国境地帯が混乱し始めてから、チュニジアの人々のこうした団結した行動が各所で見られています。(リビアを逃れて来た)労働者は、大抵、数日間飲まず食わずでやってきます。彼らを助けるため、イブディヘルさんたちのような若者のボランティアだけでなく、子どもからお年寄りまでが重要な役割を果たしているのです。

「周囲の人々が苦しんでいるのに、ただ座って見ていることなんてできません。」「こうした人々を助けることは、私たちの務めです。」イブティヘルさんはこう話します。

不確かな未来


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© UNICEF Tunisia/2011/Ramoneda
リビアとの国境地帯、ラスジェディールにある避難キャンプのテントに座るソマリアからの移民の親子。
ゼンナットさん(10歳)は、祖父母と両親、弟、生まれたばかりの妹と一緒に、2日前にジャルジースに辿り着きました。父親が12年間勤めた会社が閉鎖され、治安も悪化したため、リビアのベン・オウリド町を離れて、バングラデシュに向かっているのです。

ゼンナットさん一家は、いつもなら車で2時間の道を、6時間も掛かって逃げてきました。途中、新たに作られたいくつもの検問所で止められたのです。同じようにして逃れてきた他の人々と同様、ゼンナットさん一家の携帯電話とメモリーカードは、そこで没収されました。

ソマリア出身のアブ・マホメッドさんは、さらに先の見えない状況に直面しています。マホメッドさんは、2009年に仕事を求めてリビアへやってきましたが、拡大する混乱を避けるために、妻と生後6ヵ月の息子を安全なところに移動させることにしました。

「私は24歳ですが、私が生まれてから現在に至るまで、祖国には政府がありません。」「ソマリアに戻ることはできません。でもどこへ行けばいいのかも分からないんです。」

国際社会の支援を要請

キャンプに避難してくる人の数は、当初は1日平均1万人に達していましたが、現在は約2,000人にまで減りました。しかしながら、いまだに全体の被害状況を把握することは困難な状況です。リビア国内の通信手段が限られており、ユニセフは、拡大を続ける混乱の中で、多くの女性や子どもたちが影響を受けていることを非常に憂慮しています。

ユニセフは、14人のメンバーからなる緊急支援チームを編成し、状況が安定し次第、いつでもリビア国内で活動が始められる体制を整えています。また、この一環として、赤新月社はじめリビア国内のパートナー団体とも連絡を取り合っています。

ユニセフは、危険に晒されている女性と子どもたちの緊急のニーズに対応するべく、当面(3ヵ月)必要な資金として、720万米ドルの支援を国際社会に求めています。

中東・北アフリカ緊急募金 第2報
リビア:支援物資160トンが、間もなく到着

【2011年3月3日 ニューヨーク発】



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© unicef video

混乱が続くリビア。何万人もの人々が、エジプトとチュニジアに避難しています。ユニセフは、危険に晒されている女性と子どもたちの緊急のニーズに対応するべく、緊急支援物資を現地に急送しています。ユニセフは、こうした活動に当面必要な追加の資金として、720万米ドルの支援を国際社会に求めています。

この混乱の影響を受けている子どもたちの支援のための衛生キットや食糧、また、心のケア支援用のレクリエーション関連物資など、160トン以上のユニセフの支援物資を載せたチャーター機が、エジプトとチュニジアに間もなく到着する予定です。ユニセフ本部のルイス・ジョージ・アーセナル緊急支援プログラム部長は、他の人道支援団体との調整や状況の把握などの一連の活動の陣頭指揮をとるために、既にチュニジア入りしました。

「国境地帯は、人で埋め尽くされています。」「数日前までは、国境を超えるのに4時間しか掛かりませんでした。しかし今は、4日も掛かっています。かなり緊張が高まっています。」

混乱の影響
リビアから逃れて来た人々への支援のため、ユニセフは、既に、リビアの近隣諸国のユニセフ現地事務所から、多くのスタッフをこの国境地帯に配置しました。ユニセフは、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国際移民機関(IOM)、チュニジアの赤新月社と協力しながら、活動を続けています。

また、ユニセフは、14人のメンバーからなる緊急支援チームを編成。状況が安定し次第、いつでもリビア国内で活動が始められる体制を整えました。また、この一環として、赤新月社はじめリビア国内のパートナー団体とも連絡を取り合っています。

ユニセフは、中東と北アフリカ諸国で拡大している一連の政情不安や暴動によって、子どもと若者の死傷者が出ていることを非常に懸念しています。特に、リビアの女性と子どもたちの安全が確保されるよう、警鐘を鳴らしています。

「子どもたちは、いかなる形態の危険にも晒されるべきではありません。そうした危険に晒されることは、子どもたちの身体だけでなく心にも、長期にわたって影響を与えることになるのです。」ユニセフのアンソニー・レーク事務局長は、こう訴えています。

最も弱い立場の子どもたちを守るために

リビアを逃げ出してきた最初の人々は、エジプトとチュニジアへの帰国者か、外国人労働者の男性がほとんどでした。しかし、紛争が長引くにつれ、リビアから避難を余儀なくされた人の数も増え、最も弱い立場の女性と子どもたちの割合も徐々に高まっています。

ユニセフは、紛争にかかわる全ての当事者に、何をおいても子どもたちを保護し、避難を強いられた子どもたちとその家族が、様々な緊急支援を享受できる状況を確保するよう、強く訴えています。

リビア国内で、大規模な人道支援が必要とされる状況はまだ確認できていませんが、紛争が長引くにつれ、負傷者の治療などの問題だけではなく、基本的な社会サービスの継続や生活必需品の供給などの問題への懸念が高まっています。ユニセフはじめ、子どもたちの支援に取り組む団体にとって、現況を非常に憂慮させる情報が、リビア国内から断片的に漏れ伝わってきています。

中東・北アフリカ緊急募金 第1報
混乱が続くリビア ユニセフの対応

【2011年3月2日 ニューヨーク・チュニジア発】

混乱が続くリビアから、隣国のチュニジアへ避難してくる人々と移民労働者の高まる流出を懸念して、ユニセフは、リビア西部と東部の国境にスタッフと支援物資を動員し、支援を行っています。

ユニセフのルイス・ジョージ・アーセナル緊急支援プログラム部長は、2日(水)に現地入りし、政府当局、他国連機関、チュニジアの赤新月社とチュニジアで面会。リビアの混乱で求められている人道支援について協議しました。

エジプトとチュニジアの国境で人道上緊急に必要とされている160トン以上の支援物資を載せたユニセフのチャーター機が、今後数日のうちに、近隣の二都市に到着する見込みです。

この第一便には、衛生キット、栄養に関する物資の他、レクリエーションや心理社会的なケアのための物資等、最も重要な支援物資が含まれています。リビアから国境を越えてチュニジアにやってくる人々の数は、現在のところ比較的少ないと報告されていますが、ユニセフは、リビア国内の子どもたちと女性たちが、この混乱によって深刻な影響を受けているものとみて憂慮しています。

アーセナル緊急支援プログラム部長は、チュニジアとリビアの国境の街ラスジェディールを訪問し、リビアの混乱から避難してきた人たちと会う予定でいます。また、チュニジア国境にいる人々のニーズを話し合うため、人道支援スタッフや地元当局者たちと会う予定です。

今日(2日)、ユニセフは、リビアの混乱の影響を受けている子どもと女性の緊急支援活動に必要な資金として、720万米ドルを要請しました。数日以内に国連の共同緊急アピールの一部として発表される予定です。

この緊急アピールで求められている資金は、ユニセフが、リビアの混乱によって避難を強いられた人々や移住労働者のニーズに対応するべく、チュニジアとエジプトの国境で既に活動しているスタッフを増員し活動規模を拡大するために、緊急に必要とされています。ユニセフは、チュニジアとリビアの国境で、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国際移民機関(IOM)、チュニジアの赤新月社と協力しながら活動を続けています。

 

*****

日本ユニセフ協会は、緊急募金を受付けています。引き続きのご協力をどうぞ宜しくお願いいたします。





中東・北アフリカ緊急募金
郵便局(ゆうちょ銀行)
郵便振替:00190-5-31000
口座名義:財団法人日本ユニセフ協会

*通信欄に「中東・北アフリカ」と明記願います。

*送金手数料は免除されます
クレジットカードで募金
インターネットバンキングから
コンビニエンスストアから募金する
~携帯でも受け付け~
 
*****
当協会への募金は寄付金控除の対象となります。
 

なお、当緊急・復興支援に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合、現在行われている他の緊急・復興支援に活用させていただくことがありますので、ご了承願います。

パキスタン緊急募金 第31報
かつてないほどの被害:ユニセフ南アジア地域事務所代表の報告

【2010年8月20日 パキスタン発】

 

パキスタンを襲った洪水の惨状と被害は、前例がないほどの規模になっている・・・被災地を訪れたユニセフ・南アジア地域事務所のダニエル・トゥール代表は訴えました。パキスタンは、過去30年以上で最悪の自然災害に直面しています。

トゥール代表は、シンド州の冠水した地域を訪れ、次のように述べました。「数千もの村と町が流されてしまいました。」「シンド州政府と人道支援団体による支援活動を、早急に拡大する必要があります。」

トゥール代表は、今回の大災害の規模は、トゥール代表が過去15年間に世界各地で見てきた様々な災害現場の中で、最悪のものだと言っています。

危機的な状況に陥りつつある被災地
20100825pakisutan_kouzui2.jpg © UNICEF/2010/Pakistan/Dsouza
パキスタンのシンド州にある避難キャンプを訪れたユニセフ・南アジア事務所のダニエル・トゥール代表。

シンド州の洪水被災地の状況を空から確認した後、トゥール代表は、国連人道調整官も兼ねているユニセフ・パキスタン事務所のマーティン・モグワンジャ代表と、同州の災害管理局長官や洪水被害対応弁務官とともに記者会見に出席。その後、シンド州知事ら同州の首脳との会議に参加し、支援活動と現状と不足している財源について協議しました。

トゥール代表は、また、シンド州スックル市内の避難キャンプを訪れ、被災者の話を聞きました。

トゥール代表は、スックルで、避難キャンプでの生活を強いられている女性と子どもたちのための支援活動を視察。現在、ユニセフは、このキャンプで清潔な飲料水と衛生施設(トイレ)を提供していますが、さらに数百万人の人々に対する同様の支援の必要性を強調しました。

「一刻も早く、清潔な水の提供を拡大しなければなりません。」「それができなければ、コレラや下痢、赤痢といった水を媒介とする病気が蔓延し、被災地の人々、特に、すでに衰弱し、病気に対する抵抗力が最も弱く、栄養不良に陥っている子どもたちの命が奪われ始めることになります。」(トゥール代表)

長期的な支援
20100825pakisutan_kouzui1.jpg © UNICEF/2010/Pakistan/Dsouza
パキスタンのシンド州に設置された給水ポンプに水を汲みに来た洪水被災者の女性と子どもたち。

政府の報告によれば、今回の災害により、シンド州だけで約400万人の人々が被災。パキスタン全土で最大2000万人がこの洪水の影響を受けたものと見られています。

ユニセフは、被災者の方々が待ち侘びている緊急支援を展開している人道支援団体のひとつです。救援支援チームは、手動式給水ポンプや簡易設置型の大型給水タンクの設置などの方法で安全な飲料水の提供を行っているほか、トイレの設置、そして、衛生用品などのセットや経口補水塩といった必須医療品の配布も行っています。被災地を巡回して医療支援活動を行っている救援チームを通じて、浄水剤やワクチンも被災者に届けられ始めています。また、ユニセフは、被災者に安全な飲料水や公衆衛生、予防接種、母乳育児、母性保護の重要性を訴える啓発活動も行っています。さらに、教育支援や子どもの保護活動も展開しています。

トゥール代表は、政府が支援している避難キャンプに設置された、3歳から12歳までの子どもたちのための安全な学習スペースとレクリエーションスペースも訪れました。こうした場所で、ユニセフは、教員の研修を実施。また、教材やレクリエーションキットを提供しました。

「ユニセフは、長期にわたって、ここで支援活動をしていきます。」「ユニセフは、他の支援団体とともに、被災者の方々のニーズを的確に把握し、彼らが安全に元のコミュニティに戻り、かつての生活を取り戻すことができるよう、復興も視点に入れた支援計画を策定します。」

国際社会の多くのメンバーが、パキスタンの支援を表明しています。トゥール代表は、最も厳しい立場にある人々が緊急に求めている支援を届けるため、そうした強い決意と支持を、一日も早く具体的な支援の形で示してほしいと強く訴えました。

パキスタン緊急募金 第25報
支援を待つ女性と子どもたち

【2010年8月6日 パキスタン・ペシャワル発】 「4日間、木の上で過ごしました。」パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州郊外のジャラ・ベラ村に暮らすアラバ・ビビさん(70歳)はこう話しました。

国連の推計によると、この洪水の被害は、カイバル・パクトゥンクワ州をはじめとする広範囲にわたる地域に及び、被災者は約400万人にのぼっています。また、6日には、パキスタン政府の救援機関が、被災者数について、さらに高い数値を発表。これまでに、少なくとも1200万人が被災したと発表しました。

「ユニセフは、パキスタンの洪水の影響を受けた数百万人の人々のために、人道支援活動の強化を図っています。」ユニセフ・パキスタン事務所のマーティン・モグワンジャ代表はこう話します。「被災した人々の多くは、病気や現在の厳しい状況に最も弱い立場である子どもたちです。こうした子どもたちは、安全な飲料水や医薬品、食糧、避難できる場所を緊急に必要としています。」

全てが流されてしまった・・・

一週間前、高さ3メートル近い洪水が押し寄せた際、ジャラ・ベラの女性と子どもたちは、真夜中に高台への避難を余儀なくされました。アラバ・ビビさんは、走ることができなかったので、村の男性たちは、木の高いところに麻でベッドのようなものを作り、ビビさんを座らせました。

「私の家は無くなってしまいました。何も残っていません」と、ビビさんは話します。「私の足を見てください。血が出ています。履くものもないんです。服も汚れきっています。」

泥壁でできた家は倒壊し、所持品は瓦礫の中に埋もれてしまったと、ビビさんは、涙を流しながら話してくれました。

ケアと保護
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© UNICEF/NYHQ2010-1565/Zaidi
パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州で、洪水の水が引いた泥道を通りながら、水を運ぶ女の子。

ジャラ・ベラとその周辺の村々にある家屋の80パーセント近くは、同様の被害を受けています。人々は、激しい暑さと強い湿気に耐えながら、道端に設置された避難テントでの生活を強いられています。

イスラマバード近隣の村から避難してきたアジマルさん(17歳)は、「午前3時に洪水の水が押し寄せてきんです。」と、その時のことを振り返って話します。「命からがら逃げることしかできませんでした。」

家が流されたアジマルさんは、今、6人の幼い弟・妹たちと避難テントで生活しています。アジマルさんの両親は村に戻り、再び家族で生活できるように準備しています。

ビビさんやアジマルさんの話は、女性と子どもたちが、パキスタンの洪水被害のような状況が発生すると、その初期の段階で、最も大きな影響を受けるという事実を示すものです。現在、洪水被災地にいる数万人の女性と子どもたちが、特別なケアと保護を必要としています。

コミュニティへの影響
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© UNICEF/NYHQ2010-1564/Zaidi
パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州で、残った所持品を運ぶ台車に乗っている女の子。モンスーンで引き起こされた今回の洪水によって、この女の子の家は倒壊しました。

過去80年間で最悪と言われる洪水に見舞われ浸水したジャラ・ベラを含む村々で、ゆっくりと水が引き始めています。洪水により、カイバル・パクトゥンクワ州だけで、16万棟の家屋が全半壊しました。

高台から自分の家が壊滅している様子を目にした村人たちは、苦痛な表情を浮かべ、この被害の状況を物語っていました。

「この道沿いの全ての村が、同じような状況です。何も残っていません。」かつて、地元の役人だったイフティクハル・アフマドさんはこう話します。「作物、家畜、家を失いました。食糧の供給はありません。全ての水源が被害を受け、汚染されています。子どもたちは、皮膚疾患や胃の疾患に苦しんでいます。」

「とにかく、テントが必要です。」アフマドさんは、疲れきった口調でこのように付け加えました。「飲料水や医療支援も必要です。絶望的な状況です。子どもたちを守るために、私たちを助けてください。」

最優先の課題
20100815pakisutan_kouzui6.jpg ©UNICEFPakistan/2010/Jameel
パキスタン北西部にあるジャラ・ベラ村にあるユニセフが支援した給水車。被災地への水の供給と、水を媒介とする疾患を防いでいます。

被災者の病気の流行、特に、幼い子どもたちの命を奪う危険性のある下痢性疾患の流行を避けるために、洪水によって水源が破壊された地域に暮らす人々への飲料水の提供が、非常に重要です。ジャラ・ベラと周辺の村々で、ユニセフは、地元NGOと協力して、飲料水と家庭用衛生キットを配布しています。

女性が世帯主となっている家庭や子どものいる家庭を最優先に、飲料水の提供やその他の救援活動を展開しています。

また、ユニセフは、政府による給水設備の修繕作業も支援しています。現在までに、カイバル・パクトゥンクワ州の約70万の人々が、修繕された91箇所の井戸や給水車によって飲料水へのアクセスを取り戻しました。浄水器、石けん、バケツ、水を運ぶための貯水容器も洪水の影響を受けた人々に配布されています。

また同時に、ユニセフは、パートナーと共に、水を媒介とする病気を予防するため、保健と衛生についてのメッセージを伝えるべく、口頭での呼びかけ、ラジオ、新聞、リーフレット、冊子、バナーを利用した活動、イスラム教寺院での演説と、6つの方法で広報活動を展開しています。

パキスタン北西部で洪水の影響を受けた人々の緊急のニーズに応えるべく、飲料水、衛生施設(トイレ)、公衆衛生、その他の支援を行うため、ユニセフは、当面必要な資金(今年10月までの活動に必要な資金)として、国際社会に対し、47,344,820ドル(40億円あまり)の支援を求めています。

パキスタン緊急募金 第22報
ユニセフ パキスタンとアフガニスタンの洪水被災地で、支援活動を本格化

【2010年8月3日 ジュネーブ/イスラマバード発】

ユニセフは、パキスタン北部の数州を襲った深刻な洪水被害の被災者数百万人に、緊急支援物資を届ける作業に全力をあげています。被災地に壊滅的な影響を及ぼした今回の洪水は、過去80年間で最悪と言われており、140万人の子どもを含む推定320万人の人々が被災したものと見られます。

「最も懸念されるのは、下痢性疾患やコレラのような水を媒介とする病気の流行です。これは、特に子どもたちにとっては、命にかかわる問題です。すでに、子どもたちの間の下痢性疾患の発生が報告されています。食糧、飲料水、医療品、高カロリービスケット、女性と子どもたちの衣服、ワクチンが緊急に求められています。人道支援物資の第一便は、すでに被災者の元に届けられました。人々の命を左右する今後数日間のうちに、追加の支援物資が届けられる予定です。」ユニセフ・パキスタン事務所のマーティン・モグワンジャ代表はこのように話しました。

洪水により、道路は浸水し、橋は流され、インフラが広範囲に破壊されています。電力供給は遮断され、病院や学校、上下水道に被害が及んでいます。ユニセフは、ある被災地では、井戸の80パーセントが破壊されていると報告しています。多くの人々が、高台にある学校などの建物で寝泊りしている状況です。

「農作物の被害も広範囲にわたっています。多くの家畜も失われました。ほとんどの農作地帯で、現在、食糧の確保が困難であるばかりでなく、将来的にも、悪影響が懸念されます。ユニセフは、長期的に人道支援活動を続けることを前提に、現状では人命を守るための支援を最優先に。そして、中長期的には、被災地の復興支援を行っていきます。」(モグワンジャ代表)

ユニセフは、これまでに、衛生キット、給水タンク、高カロリービスケットなどの緊急支援物資を提供。73箇所の井戸を修復し、80万人の人々がこの恩恵を受けています。また、100万人の被災者に対応できる医療用テント24基を設置しました。

ユニセフは、洪水の影響を受けた人々のための当面の緊急支援活動に必要な資金として、国際社会に対し、1030万米ドルの支援を求めています。

アフガニスタンでも洪水被害

アフガニスタン中部・東部も、先週の集中豪雨によって、洪水の被害に見舞われています。

アフガニスタン政府は、この洪水により、カピサ、中部ガズニ、ラグマーン、ナンガハル、クナル、ロガル、北パルワンの数千人の人々が住む場所を失い、4,000棟以上の家屋が倒壊したと伝えました。大雨によって、道路や橋は崩壊。政情不安も重なり、人道支援活動は難航しています。現在までの死者数は、80人と報告されています。

ユニセフは、8月2日までに、ナンガハルとクナルに430基の避難テントを提供しました。また、2,000世帯分の家庭用飲料水キット、貯水用の資材、浄水用の塩素錠剤、5歳未満の1万人の子どもたちと妊産婦・授乳期の女性のための高カロリービスケットなどの支援物資が、現地時間2日中にカピサに到着する予定です。

パキスタン緊急募金 第21報
水や食糧支援を待つ100万人以上の子どもたち

【2010年8月2日 ニューヨーク発】

パキスタンは、1929年以来の大洪水に見舞われています。死者は1400人以上。100万人以上の子どもたちに、緊急の支援が必要な状態です。

北西部の山岳地域に位置するカイバル・パクトゥンクワ州は、この洪水の最も大きな影響を受けています。推定350万の同州の住民の多くが、収穫物を失い、自宅が流されたり全半壊している様子を目の当たりにしました。

最も必要な支援
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© UNICEF/NYHQ2010-1566/Asad Zaidi
カイバル・パクトゥンクワ州で、洪水の水の中を歩いて、崩壊した自宅から持ってきた木材を運ぶ男の子。

多くの地域で通信網が遮断されています。橋や幹線道路、一般道は、洪水により通行止めとなっていたり、倒壊してしまったところもあるため、多くの被災地が孤立しています。

「食糧と安全な飲料水が切実に求められています。」「被災者の間で感染症が流行することが、最も懸念されています。」

ユニセフが、幼い子どもたちの命を奪う危険のある下痢性疾患の流行を防ぐための活動を展開している被災地から戻ったばかりのユニセフ・パキスタン事務所のマーティン・モグワンジャ代表は、こう語りました。

洪水により、上水道が汚染され、損傷を受けた状態にある地域に住む数十万人の人々に、安全な飲料水を提供することは、今、最も重要な活動の一つとなっています。ユニセフは、パキスタン当局と共に、できる限り早く井戸を修繕し、水源を確保するべく活動しています。また、被災者が、水を口にする前に、浄水できるよう塩素錠剤も配布しています。

現地調査
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© UNICEF Pakistan/2010/Mogwanja
最も大きな影響を受けた地域のひとつ、カイバル・パクトゥンクワ州の状況。

被災地を空からも視察したモグワンジャ代表は、洪水によるコミュニティの被害状況を直接目にすることができました。

「家屋は、文字通り、泥水の中に浮かんでいました。」「農作物は流され、壊滅的な状況でした。木々も洪水の水に押し倒されていて、ほとんどの建物が崩れていました。」

モグワンジャ代表は、また、人々が木に登って避難しなければならなかった話や、屋根に上って生き長らえた話も聞きました。また、洪水で親類を亡くし、洪水の水が引いたら、葬儀をしようと、遺体をなんとか乾かそうとしている人々とも会いました。

「被災地の復興に必要な期間を割り出すのは、非常に難しいことです。」 モグワンジャ代表は、崩壊してしまった(学校や病院などの)基本的な施設の再建作業だけで、少なくとも3ヵ月から6ヵ月はかかると語りました。

新たな洪水の恐れ

洪水に見舞われたいくつかの地域では、水が引き始めています。しかし、新たなモンスーンが被災地に向かってきている模様で、専門家は新たな洪水被害を懸念しています。

「安全な飲料水、避難所、水を媒介とする病気を治療するための保健ケア・サービスが、緊急に求められています」「さらに、食糧の確保が今の課題です。食糧の大部分が失われてしまいましたから」(モグワンジャ代表)。

パキスタン緊急募金 第20報
パキスタン洪水:ユニセフ、緊急支援活動を開始

【2010年7月30日 ニューヨーク発】

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パキスタン北西部を襲った大規模なモンスーンによる豪雨の影響で、100万人近くの人々が深刻な洪水被害に見舞われているものと見られます。7月30日、国連は、この影響を受けた人々は、この3日間で100万人近くに及び、数百人が死亡。洪水被害を受けたほとんどの地域で、人道支援活動を行うためのアクセスは制限され、遮断されているところもあると発表しました。

国連人道問題調整事務所(OCHA)は、パキスタン国家防災管理庁から示された数値から、北西部のカイバル・パクトゥンクワ州(以前の北西辺境州)では、死者290人以上、負傷者は数百人に達すると伝えました。

この洪水によって、数千棟の民家が被害を受けた他、少なくとも45の橋と道路を含むインフラ設備に大きな損害を与えました。捜索・救助活動が現在の最優先事項となっていますが、地元当局は、緊急避難所や食糧、飲料水、衛生施設(トイレ)の支援も求めています。

パキスタン政府は、洪水に見舞われた州政府、武力勢力とも協力して、人道支援活動を主導しています。

カイバル・パクトゥンクワ州ピルパイにある人道支援活動の主要拠点地と備蓄倉庫も浸水し、被災地に支援物資を届けることが困難な状況です。スワート地区にあるスワート川に架かっていたほとんどの橋が流され、川沿いにあった店、ホテル、民家も流されました。

カイバル・パクトゥンクワ州の大部分では、洪水が続いています。多くの地域が浸水し、インフラ設備に甚大な影響を及ぼしています。30日、国家防災管理庁は150名の死亡と、90名の行方不明者を確認していると発表しました。しかし、この数字は、アクセス可能な地域のみの数値であり、今後さらに増えるものと懸念されています。カブール川沿いに暮らす1万6,000世帯の人々が村に取り残され、ヘリコプター17機で救助に当たっているとのことです。特に道路や橋、政府関係の建物のインフラ設備は広く被害を受けています。また、農村部と都市部にある土で作られた家も甚大な影響を受けています。川沿いの農地は侵食され、浸水しています。市場は、水没した状態です。

スワート地区は、最も大きな影響を受けました。スワート川岸の市場や民家は流され、橋も損害を受けています。スワートでは雨が止み、川の水量は減少してきています。最近、人々は、カラムからマルダンやペシャワルへ避難を余儀なくされています。当局は、人々に避難民登録を呼びかけていますが、現在、使用されているヘリコプターは一台のみです。川の水量が減少されると、ペシャワルとミンゴラ道路は、再び使用されています。

国連機関の対応

こうした事態を受けて、7月29日、ユニセフ・パキスタン事務所は緊急会議を開きました。ユニセフが主導する全ての分野で迅速な支援を行うべく計画が立てられ、備蓄品の貯蔵場所も確認されました。全てのスタッフが、現在影響を受けている地域の情報を共有し、それぞれの活動能力と備蓄品を確認し、支援活動の調整が行われています。全ての地域で、保健と衛生(WASH)を優先的に支援するべく、パートナーと共に活動を行っています。

世界食糧計画(WFP)は、人道支援の拠点地へのアクセスが確保されれば、追加の食料支援を届ける準備は整っていると報告しています。世界保健機関(WHO)は、保健省に医療キットを提供し、ペシャワルに緊急保健活動チームを設置しました。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、バルチスタンの洪水被災地に支援物資の第一便を急送しました。週末、特に、シビにおいて、詳細な調査・査定が行われる予定です。

ユニセフは、パートナーと共に、スワートに9つの医療支援キャンプを設置。医薬品、浄水剤、飲料水用ポリタンクなどを提供しています。また、地元当局を支援し、清潔な飲料水を提供しています。

***

今回大洪水の被害を受けた地域は、内戦などによって多くの人々が避難生活などを強いられていた地域でした。(財)日本ユニセフ協会では、緊急募金を受け付けております。みなさまのご協力をお願いいたします。

パキスタン緊急募金
郵便振替:00190-5-31000
口座名義:財団法人日本ユニセフ協会
*通信欄に「パキスタン」と明記願います。
*窓口からの振込みの場合、送金手数料免除
クレジットカードで募金
インターネットバンキングから
コンビニエンスストアから募金する
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三井住友銀行:緊急募金受付口座を開設しています。
(手数料減免。詳しくはこちらから
*当協会への募金は寄付金控除の対象となります。

なお、当緊急・復興支援に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合、現在行われている他の緊急・復興支援に活用させていただくことがありますので、ご了承願います。

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